私たちについて|Who we are
Theater Reminiscence(レミニッセンス)は、2012年の公演『思いだす』(作:岸田理生)をきっかけに立ち上げた小さな創作ユニットです。主に言語と身体表現を等価に扱う詩的な舞台作品を創作してきました。
舞台・朗読・パフォーマンス・映像・演劇、映像、身体表現といったジャンルを横断しながら、既存の枠にとらわれない、内面的な表現を追求しています。
Reminiscenceが目指すのは、“物語を伝える”のではなく、“記憶に触れる”こと。
理解よりも感覚、説明よりも余韻。
言葉にならないもの、語りえぬものを、静けさや身体、詩的な言葉の断片を通して観客の中に立ち上げていく――そんな舞台表現を模索しています。
作品ごとにチームを組み、プロフェッショナルからアマチュア、ダンサー・俳優・語り手など、表現の垣根を越えたコラボレーションによって、その都度“場”を生成していくのも特徴です。
あらかじめ定義された「演劇」ではなく、いまここにしかない “瞬間の記憶” を、舞台の上に立ち上げること。それが私たちの創作の原点です。